2012年6月19日火曜日

100メートル先のパチンコ玉・・・

天体ショーの当たり年…皆さんは見ましたか? 倉金生物科学研究所で見せてもらった先日の金環食と金星通過の写真です。もちろん研究所が撮影したもの…凄いです。撮影にはそれなりの道具も必要ですが、それなりの場所で観測しなくてはなりませんね。場所の選定と天候予測は超重要。どちらの観測(撮影)も群馬県を離れ観測に適した所で行ったそうです…流石、専門家です。それにしても話を聞けば聞くほどスケールの大きいショーだということがわかります。前回は平安時代。数百年に一度…そんな偶然に近い確率で見られた現象はまさに奇跡。太陽の大きさ、月と地球の大きさ、それらの距離と位置関係…わかればわかるほど、奇跡だと感じます。・・・・・・・・・・さて~ 太陽を直径1メートルと仮定した時、地球はパチンコ玉ほどの直径9ミリ…月にいたっては直径2ミリ、で、その距離ですが、太陽と地球の距離は107メートルもあるんですね。さあ想像できましたかぁ~皆さんが太陽として107メートル先にあるパチンコ玉見えますか~…その3つの天体が一直線に一定の距離で並んで、1メートルの玉と2ミリの玉がほとんど同じに見える9ミリのパチンコ玉上にある日本列島の関東平野(私たち…)にいて見えた金環食。そこに私たちが生をもって存在していたという事実…気が遠くなりそうでしょ…。

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