2013年7月29日月曜日

鳥を観察する・・・

7月最後のカルチャー教室では、先日作りましたシラサギを是非作りたいというリクエストにお応えして、キットを準備しました。作るコツは以前このブログでも紹介しましたね。 生き物を作る際は、PCやスマホなどで題材を画像検索、これを利用してよく観察してみるといいです。鳥の場合でも、羽ばたき方や飛んでいるときの頭や首や脚の姿勢はどんなか・・よくみると法則のようにひとつのパターンが見えてきます。それを作品に生かす(盛り込む)とぐっと“らしさ”が増します。切出す紙にその法則の一部を盛り込んだり、紙の折り目に盛り込んだりする訳です・・・
私がシラサギを作るきっかけになったのは倉金生物化学研究所でみせてもらった鳥の骨格標本です。構造がどんなか・・は形を形成する上で重要です。鳥類も哺乳類と一緒で同じような骨が集まってできていますが、違うのはそのひとつひとつの長さや形状です。空を飛ぶために何をしたか、何を変えたか、そんな進化と呼ぶものが骨格標本から理解できます・・・面白いですよ~。ね、はかせ・・・。

2013年7月26日金曜日

業務連絡~

梅雨に戻った感じですが、涼しい方が何かと楽で助かります・・・。 ★はい業務連絡!・・・7月27日(土)のカルチャー教室はいつも通り夕方4時からです。みなさん宜しくお願いします~。 シラサギのペーパーアートをキットにしましたので、挑戦したい方は教室で・・・。

2013年7月17日水曜日

白鷺です・・・

シラサギは3羽制作しましたが、1羽あたりの構成は案外簡単に出来ています。①首からくちばしまでを1パーツ。②胸から尾までを1パーツ。③羽を1パーツ・・・と大きく3つのパーツで構成してあり、最後に黄色のくちばしと黒色の脚を付け完成。 シラサギが・・・飛び立つ時、宙に浮いた時、水平飛行に入った時の3羽(3種の動作)を作りました。①~③の3つのパーツは皆、形状は同じですが、ポイントはそれらパーツ同士の取付角度と翼の表現です。パーツ同士の取り付け方を変え、羽ばたく翼にこまかなアンジュレーションをつけてやるだけで動きのある鳥が表現できます。コツをつかめばどんな鳥でも作れそうですね。

2013年7月16日火曜日

新たな作品を搬入・・・

7月13日の教室の様子です。 この日、私の作品で、アサガオ、ノコギリクワガタ、シラサギ、オパビニアの4作品を教室に持ち込んで皆さんに見ていただきました~これらも、群馬テレビ番組「ニュースeye8」美術セット用に作ったもので15日には局のスタジオに搬入を終えその日から出演者の背景を彩っています
アサガオとノコギリクワガタは、以前からキットにし、体験教室の参加者とたくさん作ってきたもの・・・。一応美術セット用に強度、数量、ディティールなど、どちらもアレンジを加えてあります。夏をテーマにというリクエストに応えた2作です。
新作となったシラサギは全長、全翼ともに10センチほどで3羽作りました。・・・鶴?白鳥?一瞬見た感じはそんな風に間違うこともあるでしょう。体の形状や色はみんな似ていますが、違いは頭や足、くちばしの形状。この作り方は後でまた紹介するとして・・・報道部のみなさんにも気に入ってもらえました~。

2013年7月9日火曜日

梅雨明け!

はい、あさがお出来ました。これまで体験教室などで作ってきたものですが、紫色一種類の紙で花を作り、これまでより長い支柱を3本に増して、賑やかにまとめてみました~。高さ40センチほど。今回違うところは葉っぱ。接着後、経年でだら~んと垂れ下がらないように葉の止め方を工夫してあります。 ★はい業務連絡!・・・7月最初のカルチャー教室は13日(土)いつも通り夕方4時からです。みなさん宜しくお願いします~。

2013年7月8日月曜日

オパビニア完成

PCの調子が悪いのか?私のPCの扱いが未熟なのか?ブログの更新ができず困っていましたが、ようやく解消したようです・・・。
オパビニアは5億2000万年程前(カンブリア紀)に生息していた奇妙な生き物。海中で爆発的に生物進化が繰り返された時代・・・オパビニアは発見された化石から、体長は4~7センチほどと小さいのですが、眼を5つも持ち、象の鼻のような長いノズル状のものを持っているのが特徴。もちろん詳細はわかりません・・・現世ではこれに類する生き物はいません。これがアノマロカリスのような生き物に進化したのではという説もあるそうです・・。今回の作品では色彩を勝手にアレンジしてかなりカラフルな体にしちゃいました~。もっとも恐竜同様、色に関してはまったくわからないのが化石の残念なところ・・・。