2010年10月25日月曜日

サイボーグ001イワン登場!


10月最後のスクールに体験でご参加いただいたのは小さん。小さんは2歳のワオンちゃんとともにやってきました。このワオンちゃんが、私にはアニメ・サイボーグ009に登場する天才赤ん坊001イワンに見えてしまいました。私がペーパーアートで使っている先のとがったハサミ、これは危ないと子供さんに使わせない場面が多く、小学校の図工などでも先の丸いハサミをみんな使っていますね。ところが、2歳のワオンちゃんはこれ(私のハサミ)を見事に使うのです!2歳ですよ!お母さんの小さんは「気をつけて」を声をかけるだけ・・・はじめは私の方が心配で・・・体験ということで小さんにはカメムシを作っていただき、となりで刺激を受けたワオンちゃんは、もくもくと器用に紙を切るのでした~。



さてスクールの皆さんもマイペースで制作進行。五さんは作品の完成までもう少し・・・博士は作品の完成まで・・・どうかな、年内なんとか・・・柳さんは今回からオリジナルの花屋さん制作に・・・参考写真をもとにラフスケッチを描いて、レンガと木造を組み合わせたフラワーショップを目指します。大きさはB4程になる予定…楽しみです…。














毎回思うのですが、あっという間の2時間、スクールが終わるころには、体験の小さんも上手にカメムシが完成。001いや(ごめん)ワオンちゃんはエンジン全開となりオリジナルのバナナとカメ!?(本人いわく)を完成!…2歳ですよ!信じられません・・・

2010年10月20日水曜日

業務連絡!

ペーパーアート教室の皆様へ…10月23日(土)のスクールはいつも通りの夕方4時からの開始となります。今回も体験さんがいらっしゃるので、3時半くらいから教室使用可です…ので宜しくお願いします。


さて、倉金生物科学研究所のカナ研究員が、なんと本物のコルネットを持っているとのことで、見せて頂きました~。写真で見るよりやはり本物は凄い。なによりびっくりはサイズが想像より小さ~いこと…作品と並べて写真撮ってみました~

2010年10月16日土曜日

ペーパーアートコルネット完成!


ペーパークラフトの要領で金管楽器をつくるなら、紙を筒状にして…と行きたいところですが、それにR(曲線)をつけることはできませんね。そこで今回のコルネットはこれまであまりやっていなかった手法を用いることにしました。材料となる紙で立体を作らず、立体に見えるように細かく貼っていく構成に…。色画用紙の種類は白、黄色系、グレー系、黒の10種ほど。びよ~んと金管に映り込んだ周囲のものや、うねうね~っと金管に映り込んだ金管の一部、ぴかーっと光った部分…などをパーツ化し、色ごとに画用紙を切り出し貼ってゆく丹念な作業…各カーブに合わせて作る紙パーツは曲線を描いたものが主になり、菅の直線部分は、直線の紙パーツが主になります。コルネットの各部位が完成したところで、裏側に細く切り出したボードを骨格のように貼り付け、形状と強度を保つようにしました。コルネット全体の大きさはA3にすっぽり入る位です。





金管表面に映るものを模様のように貼ってゆく作業は、これは案外おもしろいと感じました。作っているとき「こんふうに金管に映ってるから、こんなんでいいかな~」と切り出し貼ってみると違和感があるのですが、1mくらい離れて、あらためて作品を見ると…あら不思議!金管の表面になんとなく見えるじゃない!…あとはこの繰り返し作業で制作しました。作品を収める額も、ブログでもご紹介したオリジナル箱をボードで作り収めました。次回のスクールでこのコルネットお披露目しますね…。

2010年10月14日木曜日

ガストでカルピス!

茂くんとファミレスで食事をした時のこと。作ること、表現することのすばらしさとは…なんて映画談議をきっかけにスケールの大きな話で盛り上がりました。茂くんは撮影と編集を業とする映像屋さん。私はペーパーアート制作者。何かを作ると言う点で根っこは同じ。良い作品の定義はかなり広く漠然としたもの。商業目的に作られた作品はクライアントを満足させ、消費の増大につながる要素を求められます。商業的見返りを求めない芸術的にすぐれた作品の奥行きや意図…その理解はかなり難しいですね。作ってみたい衝動、描いてみたい衝動が作者を動かしたとでもいいましょうか…。何かを人に伝えたかった、そんな意図もあるかもしれません。論評は簡単・・・しかしそれを見る側が正確に理解することなどまず無理でしょう。すごい!そんな風に感じるられるだけでいいんでしょうね。





さて・・・
そんなふうにあらためて考えてみたとき、なぜそれを作ってみよう、描いてみようと思ったのか…その動機は、作者の思考、その時の年齢、環境、精神状態など、かなり深いところで融合した何か…から来ているものですね。考えると面白いです。私もペーパーアートを始めてそんなに時間は経過していませんが、すでにかなり周囲の影響を受け、作品に反映されていると感じます。始めた頃と作風も明らかに変わってきています。まあ、あまり難しく悩まず、作りたいと感じた直感みたいなものを大切にするようにしています。何かを意図して作るには、まだまだ足りないものがたくさんありますしね…。う~ ガストでカルピス2杯も飲んじゃいました~

2010年10月11日月曜日

花を作ろう・・・はてさて・・・



10月最初のスクール。外はしとしと雨で肌寒く・・・しかし教室はいつものようににぎやかにそれぞれの作品作りに取り組みました。今日は柳さんの花を作りたい!というご希望から、薔薇とチューリップを試作することに・・・。どちらも完全立体状態のペーパークラフトで・・・。薔薇は花売りロボット製作のとき、いくつか作った経験があったことで、紙で表現するコツを柳さんに伝授できました。手持ちの雑誌写真を参考にその場でチューリップにも挑戦してみたのですが、案外むずかしいですね。










どうしたらチューリップに見えるか・・・花びらの曲線をどう表現するか・・・紙は一方向にしか曲がらない・・・そんなこんなで私が苦しんでいると・・・ヒントになればと博士が折り紙でチューリップを折ってくれましたぁ・・・優しい・・・すかさず触発された蓮くんは、クワガタを折ってくれましたぁ・・・?とにかく、嬉しい・・・そう!何かに悩んだとき、壁に当たったときに必要なことは一度クリアにすること。まったく別の角度から観察すること・・・後日トイレで突然ひらめく!なんてことが案外あるもの・・・。


そんな教室の雰囲気が蓮くんの弟くんの創作感性を刺激したようで、神妙な顔で、もくもくと色紙を机いっぱいに並べている様子が、何か・・・とても嬉しく感じましたぁ~

2010年10月5日火曜日

オリジナルフレーム

スクールの皆さんといつも悩んでしまうことは、作品のことではなく、それを収める額をどうするかということです。市販のものもあるにはあるのですが、意外に高額…。ちょっと大きめの作品を収める場合など悩みますね。そこで自らで額(フレーム)を作ってみましょう。迷わず庶民の味方100均!ダ○ソーで材料調達。フォトフレームコーナーで任意のフレームを探します。その際フレームの透明部分が、ガラスかアクリル板であるものがいいですね。フレームの厚さは気にせず大きさとデザインで選びます。同じダ○ソーでも店により揃えてある商品がだいぶ違うように感じます。種類はかなりありますが105円のものは意外に少なくおおむね1000円以内というラインナップ。さて、選べましたら、同店内移動!でカラーボードを探してください。画用紙コーナーや工具コーナー付近にあります。厚さは5ミリほど。色は任意で。ボード表面が紙のものができればいいです。今回、同店で見つけたのはA3ほどのものが105円で色はいろいろありました。これはホームセンターにもありそうですね。


では、組立を…。購入した額は、フレームとガラスのみ使用します。ボードは切って箱状に組立て、このガラス付フレームを箱のフタのようにすれば完成です。今回のは25センチの正方形で厚さ4センチほどの箱ができました。もちろんボードはフレームに合う寸法をちゃんと測って切り出し、組立接着の乾燥には十分な時間をかけて強度を保ちます。ガラスの固定は、多少フレームにより工夫は要しますが、強力両面テープを細く切って使うなどすれば、格安で厚みをもった立派なフレームができますね。紙で作られた作品はとても軽いためこれで十分でしょう。おためしあれ…


★スクールの皆様へ…次回10月9日(土)の教室も夕方4時~となりますので宜しくお願い致します。