2009年10月26日月曜日

ハロウィン!

10月24日は午後2時からペーパーアート体験教室をジョイフルさんでやりましたぁ。そこに出来たての伊勢崎駅舎と踊るアリ君も持参して店内中央通路に展示させてもらいました。これが買い物に来ていた皆さんに好評でとても嬉しかったです。特に駅舎は多くの男性の方々が足を止めご興味を頂きました。その後、4時から教室に移動しスクール・・。この日のスクールには体験に参加してくれた山さんにも加わってもらい、やや賑やかに・・。

蓮くんはこれまでの作風と違う「秋」と「ハロウィン」をあっという間に完成。秋の表現技は成さんの影響もあったかな…いつ習得したのか?…その成さん、リアルな柿が完成!さあフレームに納めようと思ったら!

成「あっ!額(ガク)を家に忘れた!」
私「おっ!こりゃガックリ!」
博「うっ!う~寒いダジャレ・・」



そんな会話をよそに山さんは黙々とカメムシ制作。ハサミやカッターは手なれた感じでオリジナルも加えながら綺麗な作品が完成できました。桃ちゃんはテディーベアに挑戦。資料写真をもとに簡単なイラストを起こして、考えながら頭、体、手足のパーツ化。作品の色あい、紙の選定にも思案。博士は優しいね、桃ちゃんのために資料集を持ってきてくれました~ありがとう!…自らの作品制作は…題材古すぎ…資料も…とぼしく…カンブロパキコーペ制作には想像力も必要な孤独な登山が続きます・・。

みなさんそれぞれ「技」が高度になってきていますね、凄い。
博士は立体表現、蓮くんと桃ちゃんは題材のデザイン化、成さんは題材の表現の多様化、特にいろんな紙を積極的に使い試していますね。んー私もみんなに負けないよう、頑張らねば!カブト、カブト。

2009年10月23日金曜日

部屋から出られる?


ぐんま県立昆虫の森・・様にジャンボカブトくん制作、展示が遅れていることの言い訳(汗)を失礼ながら電話でしましたところ、以前制作し展示中のジャンボクワガタくんが来場者の記念写真スポットになっている!とのこと…うれしい知らせが返ってきました!…同時にカブトくんの制作意欲のカンフル剤となりましたぁありがとうございます。
ジャンボカブトくんの制作参考にしているのは、倉金生物科学研究所のお借りした標本2体と、少し前に作って、このブログでもご紹介したピンクカブトムシ。小さいながらも一度作った経験は強い見方となります。まずは木材骨格の上からダンボールで頭?の部分を作っています。かなり複雑な3次元曲面の複合体です。とにもかくにも標本を手元に置いて、切った貼ったを繰り返し、こんな形で大丈夫かや?と眺めては納得いく形状を作っています。
カブトムシの最も重要な部分の角は1m以上。これも強度を出すのと、体との接合に苦労しています。木材で強度を保とうとすると重くなり、これも問題。また、ジャンボ君は完成後の輸送も考慮し、運ぶ時、角を取り外しできるよう試案しながら作っています。写真でわかると思いますが、カブトくん、大きさゆえ完成後、外出できるのか?心配しています…。

2009年10月22日木曜日

踊る大蟻君


アリくんです。体長約25センチと大きなアリのペーパークラフト。特徴をつかみ表現することに苦労しました。小さなアリの体は、頭、胸、おなかと大きく3つ。その体を支える6本の足は体に比べて細く、そして長く・・。子供の頃から今まで、これほど詳細にアリを観察したことはもちろんありませんでした。またアリは種類も多いのですが、今作は特定しないで、アリの特徴をやや強調しアリらしいアリ作品にまとめてみました。
家族に見せたら「うっ、きもち悪るぅ~」と言われて・・とても嬉しかったです!それだけリアルということ。私の家族は哺乳類ですから、一目で他の種、「昆虫」と脳が判断した証。うちの連中は正直でイイ。

★「踊る大蟻君」は県立ぐんま昆虫の森に展示中です。お立ちよりの際は是非ご覧ください。

2009年10月15日木曜日

日曜大工のよう・・・


お約束のジャンボカブトムシの制作を開始しました。写真はカブトムシの骨格となる部分の材料と組立てた様子です。「どこが?ペーパーアートじゃい!?」ノコギリ、電動ドリル、ペンキ塗りと骨格作りは完全な日曜大工です。しかしこれがないと、大きな紙作品はヘナヘナになってしまいますから、結構重要な部分です。前回のジャンボクワガタよりもひと回り大きな作品にする予定で組み立てた骨格の高さは80センチ程、長さ1メートル程で、バランスをとりながらさらに角材(木材棒)を前後延長してゆきます。

2009年10月13日火曜日

伊勢崎駅舎、完成!


ペーパーアート伊勢崎駅舎!完成しました!昭和9年に作られた私の住む街の古い駅舎です。今も現役で使用されておりますが、鉄道の高架化に伴い近い将来、その役目を終えるとのこと…。それがきっかけで5月に制作着手。仕事の合間をぬいながら数ヶ月かかりようやく完成しました。長さ約1m、高さ30cm、奥行き15cmほどの大きさです。模型のような立体画のような完成状態…しかし着色は他の作品同様行っていません。窓以外はすべて色画用紙を切って折って貼りつけてで作ってあります。作品が大きいことで強度も重要。裏側の見えない骨格部分はダンボールや工作用木材などを用いています。紙(色画用紙)はすでに部分的に伸縮しているところもあり、いけませんね、力量のなさも多々表現されております・・基礎技術面での研究課題です。
ほんものの駅舎は、よーく見ると、さすがに傷んだところ多く、70年以上風雨にさらされてきた歴史を確認できます。そこにはツバメの巣板などから伝わってくる確かな温もりも存在しています。しかしこの作品を作り始めた当初は、その形や色など表面的な事柄しか頭になく、制作参考に何度も駅舎を見に行くようになってから、戦争を超えて建ちつづけている風格や年輪、眼に見えぬ奥行きみたいなものを感じるようになりました。ですから、このペーパーアートは、その歴史をまったく表現できていない超ライトな作品です。そこもキチンと理解して、意図して作れて、表現できるようになったなら…グレート!なのでしょう…。今作、途中でそれに気がついたことが私にとって最大の収穫。と、カッコつけさせてください。
※ペーパーアート伊勢崎駅舎はジョイフルホンダ新田店2階カルチャー教室前に展示中です。是非ご覧ください。

水族館に古生物?いた?



10月10日のスクールです。蓮くんのつづき、パワーショベルは苦心のキャタピラーを取り付けて完成。キャタピラーの表現をいくつかの方法で試作し、一番しっくり行く制作でフィニッシュ。その後このパワーショベルを中心に蓮くんはジオラマのように工事現場を再現!あたりまえのように、パイロン等脇役物つくりをサクサク…。



成さんのつづきは季節モノ、柿の制作。果実の曲線(立体)に様様な試作を経て悩んだ分、精度の高い柿が完成。枝や葉の観察力もすばらしく表現の手法が精度の高いものになっています。桃ちゃんのつづきはソフトクリーム。前回の制作工程はインプット済み…で応用編のオリジナルソフトクリームをもくもくと制作…頭の中で、設計図、完成状態(到達点)が描けるようになれば何でも紙で作れるね。


さて博士のつづきは…まだ頂上見えぬカンブロパキコーペ登山。登山と呼ぶにふさわしい古生物の再現第2弾です。さてこの日、博士は茨城県の大洗水族館から帰ってきたばかりという、過密スケジュールでスクールに滑り込み!携帯に収めた海洋生物の写真とともにお土産話をいただきましたぁ。タコの写真は芸術的でしたよ。水族館にカンブロパキコーペがいればいいんですがねー。チョコタルトのお土産もおいしかったぁありがとうございます!

2009年10月1日木曜日

雄大な曲です・・・



駅舎の背景となる空…
試行錯誤しています。
駅舎から見上げた空は…
イメージです。
青く、悠々と雲が流れて…
制作中、なぜか思いついた歌が
「おまえが大きくなった時」

    おまえが大きくなった時 
    あの青い空に
    白い紙飛行機が
    夢を 運ぶだろうか
    おまえが大きくなった時 
    あの枯れた 大地に
    咲いた名もない花が
    命を 語るだろうか
    ごらんあの街を 
    あかりがゆれてる
    おまえのあたたかい 
    この手を握りしめれば
    ああ 聞こえる
    ふるさとのうた~

                 作詞・作曲 南こうせつ

    機会あれば一度聞いてみてください。
    とてもスケールの大きな曲です。