おおきなポチッとくん完成

以前ブログでも紹介した群馬テレビのキャラクターの「ポチッとくん」の巨大版、完成です。最初に作ったものの４倍。高さ４０センチを超えるもの・・・。頭や体、足パーツは、拡大率を計算してゆくだけで簡単に巨大にできます。・・・が、問題は紙の強度。ペラペラの紙だと大きな作品になった時にその形状が保てません。さて・・・どうしましょう・・・紙の厚みを増すのによく使うスチレンボードを多用すると・・・今度は重さの問題が待っています・・・またスチレンボードも直射日光の熱や経年でたわむ様に変形することも・・・今回はデメリットとなる重量を回避するためにボードは使わず、体や頭、各パーツの裏側に工作を加えました。面に垂直に表同様の紙を縦横に貼りつけて枡状にし形状保持を補助させました。またポチッとくんの大きな頭の重量を支えるため、体内部の中心に円柱の柱を立たせ、そこに乗せるように固定しました。随分前に昆虫の森に納めた巨大カブトくんなどは、角材や針金を用い、その形状を保つようにしましたが、今回は紙の限界あたりまで攻め、紙のみで総重量を軽くする着地点で作ってあります。用いた紙はすべて色のついた「マーメイド紙」。この紙は触ってみるとザラツキ感があり厚さも厚いと感じるものです。このポチッとくんは、群馬テレビ局内にディスプレーされることに・・・また、高さ２０センチほどの中タイプはスタジオのセット（ニュースeye８）に・・・オリジナルの小タイプは、誰もが組み立てられるペーパークラフト作品として、デビューの準備を進めています。