2012年5月29日火曜日
紙の長所を生かす・・・
5月2回目の教室です。
高さんはアサガオ作品のバージョンアップに取り組みます。花そのものは色違いの紙で作り、数を増やせますね。さあそこにオリジナルのつぼみを加えます…どのように作るか?そういえば以前、柳さんも同様のチャレンジしていましたね。
とにかくまず、本物のつぼみがどんな風か…それを見て観察するのが一番。今はスマートホンなるすばらしいアイテムが増えましたから、教室で高さんにも、画像検索しアサガオのつぼみを確認してもらいました。頭で思い浮かべたつぼみと、実際のつぼみ画像とではやはり違いがあるものですね。でもこの場合本物そっくりに作るということではなく、本物がどんな構成、構造、色彩をしているかを確認するだけでOK。作る表現は様々でOK。その構成、構造を理解し、その特徴の一部を作品に取り込むだけで、ぐっとリアル感が増すものです。
つぼみ以外でもそうですが、題材の3次元構造を一枚の紙で表現するのは難しいもの…模型のようなリアルさを追求しすぎると、紙の限界にすぐ行き着いてしまうもの。ですからそこは逆らわず、紙の長所、紙のポジティブな面を中心に構成する…そんな見方、進めかたがよいですね。題材の構成、構造を理解しながら…。またそのための試作は、やればやるほど紙の理解を深められますね。長所、短所の理解は重要です。
ベテラン五さんのF1マシンもフロントウイングのフラップをまず別紙で試作してから、使用する紙を同じサイズで切り出して制作していますね。片さんも紙を用いた金属表現でこれまでにない新たな方法で試作が始まりました。いいぞいいぞ~。
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